10月6日


電車のシートに座って、対面に座る人の列にスマホをいじっていない人を見かけると、ちょっとホッする。ご飯を食べているときもそう。目の前で一緒にご飯を食べ、おいしいねぇと会話しているのに、スマホが割り込んでくる。じーっと見てる。その間、僕はひとりになってメニューをぼーっと眺めてしまう。

 

春先に契約したばかりのiPadを紛失して妙に開き直ってしまった。そして、この半年間で(以前と比べると)ずいぶんアナログな生活を送るようになった。
 
まず、電車で移動する時間が暇になったので、本を読むようになった。これがキッカケで図書館にもよく立ち寄るようになった。試し読み感覚で本を借りることもあるし、流し読みで終わったり、結局目次しか読まない本もあるのだけれど、やっと最近、変に構えず本を読めるようになった気がする。気になる本もいくつかスラスラと出てくるようになった。僕は、古くさい(と言っては失礼だけれども)小説、エッセイが好きらしい。
 
仕事の予定の管理をしなくちゃいけないので、手帳を持つようになった。いおのずと文字を書く機会も増えた。漢字を調べることが増えたけど、漢字が分からないと悩む時間は減った。あとこれは関係あるか分からないけど、何かを書こうと思ったときの”はじめの一文字”のハードルが下がった気がする。とにかく書かなきゃならん、という時に前向きに取り組めるようになったと思う。

 

当然困ることも出てくる。
荷物が増えた。筆箱、手帳、日記帳、メモ帳、本。合わせて持つとずっしりとして、身に堪える。今、使っている手帳が大きすぎることもあって、悩みは深刻だ。鞄の中でばらばらにならないようにインナーケースを使っているけれど、コレと思えるモノにはまだ出会っていないから、模索しないといけないし。出費も多少だけどかさみます。地図と電話番号も面倒。地図こそ念入りに事前準備する習慣ができたけれど、電話番号は「あ、メモ忘れた」ということが、まだ結構ある。あと電話の充電も忘れる。まわりの人には迷惑を掛けております。
 
でも、まあ、なんとかなっている(のは、みなさんのおかげ。本当にありがとう)。自分の手で、自分の生活を一歩一歩進めているような充足感があるなと思います。

 

新しい情報は新鮮で刺激的で、常に触れてたくなる。上手いたとえではないけど、クーラーの風みたいな感じ。気持ちいいし、体にもさほど悪くないと思ってる。
だけど、どんどん流れ込んでくるから大変。そう、ご飯を食べてるときでも割り込んでくるんだから。ちゃんと意識して「今はちょっと待って」と自制できたり、取捨選択できれば良いんだけど、気を抜くと、右へ左へグラグラと流されてしまう。考えを寝かせる暇もないから、ちょっと理解して、忘れて、を繰り返してしまう。溢れるほどの「色んな」が、全部自分のところでとどまってくれないって寂しいなぁ。

 

僕の場合は、iPadが手元から無くなって、友人の近況、世のニュース、ハイパーリンクの興味の連鎖が少し遠のいた時間が、わがままできる居心地の良い隙間だったのだと思う。

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何が言いたいのかっていうと、はじめてほぼ日手帳を使おうと思って買いました、ってこと。下見のつもりでLOFTに立ち寄った際に、HIMALAYAカバーに一目惚れしてしまいました。ただ、早くて12月から、本格的に使い始められるのは来年の1月からなんです。我慢できるか心配・・・。世には10月はじまりの手帳があっても良い気がするよ。

あともうひとつ、EDiTって手帳も気になっていて、2冊持ちも視野に。大丈夫だろうか、欲求に流されすぎていやしないか、自分。 





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